グエル公園のトカゲの正体とは?意味や名前の由来と見どころを徹底解説

グエル公園のトカゲの正体とは?意味や名前の由来と見どころを徹底解説について知っておくべき 理由を厳選して解説いたします。

サグラダ・ファミリアやカサ・バトリョと並び、アントニ・ガウディの代表作に数えられるグエル公園。当初はエウゼビ・グエル伯爵とガウディが計画した全60区画の高級田園都市(分譲住宅地)でしたが、買い手がつかず計画は頓挫し、最終的にバルセロナ市へ寄付されて公園となりました。

この公園の建築的価値を決定づけているのが、ガウディが確立した「トレンカディス(trencadís)」と呼ばれるモザイク装飾技法です。カタルーニャ語で「割れたもの」「破片」を意味し、陶器の破片やガラス瓶、タイルのくずを漆喰に埋め込んで曲面を覆い尽くす手法を指します。

トカゲ像の表面を見つめると、平らなタイルでは表現不可能な生き物の皮膚のうねりや、光の反射による立体感が計算し尽くされていることが分かります。廃材を活用することでコストを抑えつつ、廃棄物に新たな芸術的命を吹き込むという、100年以上前のサステナブルな思想が体現された傑作です。この作業には、ガウディの右腕として活躍した建築家ジュゼップ・マリア・ジュジョールの類まれな色彩感覚が大きく貢献しています。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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