メン地下の過激な実態と闇|繋がり・売掛トラブルと沼る心理の真相

メン地下の過激な実態と闇|繋がり・売掛トラブルと沼る心理の真相を詳しくリサーチ! 読者が気になる 情報と解説を分かりやすく展開します。

メン地下の主戦場は、音楽を聴かせるライブそのものではありません。ライブハウスで行われる公演時間は30分足らずであることが多く、収益の大半は終演後に行われる特典会(接触イベント)から生まれます。ここで売買されるのが、メンバーとツーショット写真を撮影する「チェキ券」です。

現在、メン地下チェキ代の相場は1枚あたり1,000円〜3,000円程度が一般的です。一見すると手頃な価格設定に見えますが、真のカラクリは「まとめ出し(ループ)」にあります。1回の接触で10枚、20枚と重ねて購入することで、ファンはメンバーとの会話時間を伸ばし、より親密な関係性を買い取っていきます。トップ層のファン(通称・太客)になると、1現場で5万円〜10万円、生誕祭などの大型イベントでは1日で数十万円から数百万円を投じる光景も珍しくありません。

この巨額の課金を煽るエンジンとなっているのが、特典会における過激接触のエスカレートです。パーテーションで仕切られた薄暗いスペース内で、恋人同士のようなハグ、手繋ぎ、耳元での愛の囁き、顎クイ、場合によっては首筋へのキス紛いの行為までが行われます。表向きは「アイドルとファン」という建前を維持しながら、実質的には「疑似恋愛の切り売り」であり、ファンを競わせる売上ランキングの導入や高額シャンパンタワーの設置など、現場の「ホスト化」が急速に進んでいます。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest