膵臓癌で黄疸が出たら余命は?目の黄ばみ・尿の変色を医師が徹底解説
膵臓癌で黄疸が出たら余命は?目の黄ばみ・尿の変色を医師が徹底解説に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
Q1:黄疸が出た場合、何科を受診すればよいですか?救急車を呼ぶべきですか?
A1:まずは「消化器内科」または「肝胆膵外科」のある総合病院を受診してください。意識が朦朧としている、38度以上の高熱や激しい震え(悪寒戦慄)、強い腹痛を伴っている場合は、命に関わる急性胆管炎を起こしている可能性が高いため、躊躇せず救急車を要請してください。熱がない場合でも、数日以内の速やかな専門受診が必要です。
Q2:胆管ステントの留置手術は痛いですか?一度入れたら一生そのままですか?
A2:内視鏡処置の際は鎮静剤(眠くなる薬)や鎮痛剤を使用するため、強い苦痛を感じることはほとんどありません。ステントの寿命はプラスチック製で2〜3ヶ月、金属製で半年〜1年以上です。手術を行う場合は切除時にステントごと摘出されますが、手術を行わない抗がん剤治療の場合は、ステントが詰まったりずれたりした段階で新しいものへ入れ替える内視鏡処置を定期的に行います。
Q3:黄疸が治まれば、膵臓癌そのものも治ったということですか?
A3:いいえ、黄疸の改善はあくまで「胆管の詰まりを解消して肝機能を正常に戻した」状態であり、がんそのものが消えたわけではありません。しかし、肝機能が正常化して初めて、体力を奪われずに安全な根治手術や強力な抗がん剤治療(全身化学療法)を開始・継続できるようになります。減黄の成功は、本格的ながん治療をスタートさせるための極めて重要な第一歩です。