文鮮明とは何者だったのか?旧統一教会の闇と後継者争いの真相
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教団が信者を絶対服従させる最大の装置が、文鮮明本人が信者の顔写真を見ながら見ず知らずの男女を組み合わせる「合同結婚式」でした。信者にとって文鮮明によるマッチングは神の直接的な意志と信じ込まされ、拒否することは原罪への逆戻りを意味しました。しかし、その神聖な儀式の裏には、冷徹な経済的搾取システムが張り巡らされていたのです。
合同結婚式に参加するためには、「感謝献金」や「蕩減(とうげん)棒による儀式」、さらには高額な大理石壺や多宝塔、霊感商法による物品購入が義務付けられました。文鮮明の内部説話集である『マルスム(御言)選集』や流出した発言録音には、日本人信者を露骨に見下し、財産収奪を命じる生々しい言葉が多数残されています。
文鮮明は教義上、「韓国はアダム国家(父・兄国家)」「日本はエバ国家(母・罪深き国家)」と規定しました。日本が過去に韓国を支配した「原罪」を清算するためには、日本信者が全財産を韓国の本部に捧げなければならないという論理です。録音資料によれば、文鮮明は幹部会議で「日本の信者は金を稼ぐ機械」「献金が集まらなければ日本幹部の首を切れ」といった過激な指令を平然と下していました。