内側側副靭帯損傷は歩ける?全治期間と手術基準・後遺症リスク徹底解説

内側側副靭帯損傷は歩ける?全治期間と手術基準・後遺症リスク徹底解説の真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

日本整形外科学会および国際的なスポーツ医学の診療指針では、外反ストレステスト時の関節裂隙(骨と骨の隙間)の開き具合に基づき、内側側副靭帯損傷重症度分類を3つのグレードに区分しています。グレードごとに推奨される固定方法、安静期間、そして競技への復帰ロードマップは明確に分かれます。

重症度分類病態・靭帯の状態全治期間の目安競技復帰時期・治療方針グレード1(軽度)靭帯線維の微小損傷。
関節の不安定性は認められない(外反動揺性なし)。約1〜3週間弾性包帯や軽度のサポーターで保護。
痛みが引き次第、1〜2週間で段階的復帰。グレード2(中等度)靭帯の部分断裂。
膝を30度曲げた状態で軽度の外反不安定性あり。約4〜6週間硬質ブレースで2〜3週間の外反制限。
スポーツ復帰時期は受傷後5〜8週前後。グレード3(重度)靭帯の完全断裂。
完全伸展位でも明らかな外反不安定性(10mm以上の開き)。約2〜3ヶ月以上強固なヒンジ付き装具による保存治療、
または合併症の状況に応じて靭帯修復・再建術。

内側側副靭帯損傷全治期間の長短は、初期の可動域制限と荷重コントロールの正確さに比例します。グレード2の部分断裂であっても、焦って3週間程度でコンタクトプレーに戻って再受傷し、結果的に完全断裂へと悪化させて全治3ヶ月以上に長引かせるアスリートは少なくありません。膝の靭帯組織は血流が比較的豊富で自然治癒能力が高い特性を持ちますが、修復途中の靭帯組織に横方向の負荷が加わると、線維の配列が乱れた脆弱な組織しか構築できなくなります。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest