オートクルーズでブレーキランプは光る?減速の仕組みと保安基準
オートクルーズでブレーキランプは光る?減速の仕組みと保安基準について知っておくべき 注意点を厳選して解説いたします。
ドライバーが右足をペダルから離していても、車載コンピューターが必要と判断した減速では確実にブレーキランプが点灯します。これが結論です。追従型クルーズコントロールは、単にアクセルを戻して惰性走行(コースティング)させているだけではありません。
システムの減速プロセスは、主に2段階で行われます。
- アクセルオフ・エンジンブレーキ相当の微小減速:前走車との車間がわずかに詰まった程度であれば、スロットルを絞るかモーター回生をわずかに効かせるだけで対応し、この段階ではブレーキランプは点灯しません。
- 実ブレーキ(油圧制御)による積極的な減速:前走車が急に減速した場合や割り込みがあった場合、車両のESP(横滑り防止装置)やVDCユニットが自動で油圧を立ち上げ、四輪のブレーキを作動させます。この際、ペダルが物理的に沈み込むかどうかにかかわらず、電気信号によってブレーキランプが即座に点灯します。
「ペダルを踏んでいないから後続車に減速が伝わっていないのでは」という心配は無用であり、システムが能動的に制動力を発生させている瞬間には、必ず後続車への合図が出力されています。