志摩マリンランド閉館理由の真相と跡地の現在!マンボウの行方を追う
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閉館発表時に最も懸念されたのが、「マンボウの館」で暮らしていたマンボウをはじめとする、約50種2500点に及ぶ飼育生物たちの命の行方でした。デリケートで輸送ストレスに極めて弱いマンボウの移送は、水族館業界でも最高難度のミッションとされています。
閉館後の記録と関係者の証言によれば、閉館前から日本動物園水族館協会(JAZA)のネットワークを通じて各施設との綿密な調整が行われました。近隣の鳥羽水族館や伊勢シーパラダイスをはじめ、名古屋港水族館、四日市水族館など全国各地の受入先へ、専門の輸送チームによって計画的な引っ越しが実施されました。
巨大回遊水槽で海女の餌付けに応えていたブリやカンパチなどの大型魚類、希少なアンモナイト化石などの学術標本に至るまで、すべての生命と資料が無償譲渡され、現在も全国の水族館や研究機関で大切に飼育・展示が続けられています。現場スタッフが手記や取材で明かした「最後の一頭まで健康な状態で送り届ける」という強いプロ意識が、生物たちの命を未来へ繋ぎました。