赤ちゃんのお腹の張り見分け方|危険サインと満腹の境界線・受診目安

赤ちゃんのお腹の張り見分け方|危険サインと満腹の境界線・受診目安の注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

触診で激しい硬さがなく、嘔吐や血便も見られないものの、お腹が張って苦しそうにしている場合、家庭内でできる物理的アプローチによって症状が劇的に改善することがあります。

1. 排ガスを促す「のの字マッサージ」と下肢運動

消化管の走行に沿って腸の蠕動運動をアシストする赤ちゃん ガス抜き のの字マッサージは、第一選択となるケアです。

手順としては、まず部屋を暖め、大人の手のひらにベビーオイルやローションを適量取って温めます。赤ちゃんを仰向けに寝かせ、おへそを中心にして、時計回り(保護者から見て「の」の字を書く方向)にゆっくりと優しい圧をかけてマッサージします。力を入れすぎず、皮膚をなでるよりは少しだけ肉がたわむ程度の力加減で、30秒から1分程度円を描きます。さらに、赤ちゃんの両足首を優しく持ち、自転車を漕ぐように交互に股関節を曲げ伸ばしする運動や、両膝を軽く曲げてお腹に近づけるポーズを数回繰り返すことで、腹圧がかかり肛門括約筋が緩んで排ガスが促進されます。

2. 綿棒浣腸の正しいやり方と注意点

便が丸1日以上出ていない、あるいは硬い便のせいでガスが抜けなくなっている場合は、綿棒浣腸 やり方と注意点を把握した上での処置が極めて効果的です。

使用するのは一般的な大人用または赤ちゃん用の清潔な綿棒です。綿球部分全体にワセリンやベビーオイルをたっぷり塗り、滑りをよくします。乾いたままの綿棒を挿入すると直腸粘膜を傷つける恐れがあるため、オイルの塗布は省略してはなりません。

おむつを下に敷いた状態で赤ちゃんの両足を持ち上げ、綿球が見えなくなる深さ(約1〜2cm)までゆっくりと綿棒を肛門に挿入します。挿入後、肛門の内壁を軽く広げるようなイメージで、円を描くように綿棒の軸をゆっくりと回します(5〜10秒程度)。刺激を与えた直後、あるいは綿棒を抜いた瞬間に、溜まっていたガスとともに便が勢いよく噴出することがあるため、周囲の汚れを防ぐ準備をしておくことが大切です。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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