避難所生活の過酷な実態と防犯の死角|体験者が語る必需品とトラブル対策

避難所生活の過酷な実態と防犯の死角|体験者が語る必需品とトラブル対策の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

避難生活が長期化するにつれて急増するのが「災害関連死」の脅威です。狭い避難スペースや車中泊で同じ体勢を取り続け、トイレを気にして水分補給を怠ることで発症する避難所生活のエコノミークラス症候群(深部静脈血栓症)は、肺塞栓症を誘発し命を脅かします。1日数回の足首の上下運動やふくらはぎのマッサージ、最低1日1リットルの水分補給を意識的に行わなければなりません。

また、過密な密集環境下では避難所での感染症対策が生存を左右します。インフルエンザやノロウイルス、新型コロナウイルスなどの集団感染を防ぐため、アルコール消毒液やウェットティッシュの自前携行、不織布マスクの常時着用、土足エリアと居住エリアの厳格な境界管理が必須です。

加えて見落とせないのが避難所生活の食事と栄養の偏りです。初期に届く救援物資はおにぎりや菓子パン、カップ麺など炭水化物が中心になりがちで、ビタミンやタンパク質、食物繊維が枯渇します。これにより口内炎、便秘、免疫力低下を招くため、非常持ち出し袋には野菜ジュース(濃縮タイプ)、ビタミンサプリメント、フリーズドライの具だくさんスープ、プロテインバーなどを意識的に組み込んでおく知恵が求められます。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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