悟空最強の技「龍拳」誕生の真相と劇場版・Gtでの全軌跡
悟空最強の技「龍拳」誕生の真相と劇場版・Gtでの全軌跡の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。
ドラゴンボールの歴史を振り返ると、悟空の代表的な技の多くは師や他者から受け継いだものです。「かめはめ波」は亀仙人、「界王拳」や「元気玉」は界王様、「瞬間移動」はヤードラット星人から習得しています。その中で、龍拳は悟空が完全に自力で繰り出した極めて稀有な必殺技として位置づけられています。
龍拳が生まれた最大の理由は、1995年夏公開の劇場版『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』における演出上の必然性でした。当時、原作漫画の連載は終了しており、東映アニメーション制作の劇場版シリーズも一区切りを迎えるタイミングでした。劇場版の集大成として「誰も見たことがない、悟空だけの決定打」を映像化するために考案されたのが、全身の気を巨大な黄金の龍へと昇華させて敵を貫くというビジュアルコンセプトでした。
技の元ネタ・由来としてファンの間で根強く語り継がれているのが、少年編のクライマックスであるピッコロ大魔王戦の「天地貫徹(大猿の拳)」です。片腕一本に全身全霊の気を込め、背後に大猿の幻影を背負って突進したあの名場面の構図を、青年・超サイヤ人3の悟空が「神龍」を具現化させる形へと昇華させたものこそが、龍拳の真のルーツといえます。