オレンジ色の作り方と黄金比率!濁る原因をプロが徹底解説
オレンジ色の作り方と黄金比率!濁る原因をプロが徹底解説を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を分かりやすく展開します。
ネット上の簡易的な解説記事では「オレンジを明るくするなら白を混ぜる」「暗くするなら黒を混ぜる」と説明されることが多々ありますが、これは鮮やかな中間色を作る上での典型的な罠です。
1. 明るいオレンジ色を作るときの盲点
鮮やかなオレンジ色に白色(チタニウムホワイトなど)を加えると、明度は上がりますが彩度が急激に低下し、「パステル調のミルキーオレンジ」や「濁ったクリーム色」へと変化します。果汁のようなみずみずしい明るいオレンジ色を作りたい場合は、白ではなく「レモンイエロー」や「透明感のある黄色」を足して色温度と彩度を引き上げるのがプロの技術です。
2. トレンドの「くすみオレンジ(テラコッタ・アプリコット)」の作り方
近年ファッションやネイル、インテリアで人気の「くすみオレンジ」を作る際、黒色を直接投入するのは厳禁です。黒は着色力が強すぎるため、一瞬で泥のような灰色に染まってしまいます。上質なくすみ感を出すには、「補色であるウルトラマリン(青)をごく微量加える」か、「バーントシェンナ(赤褐色)または少量の緑色」を点滴するように加えることで、深みと落ち着きのあるニュアンスカラーが完成します。
3. 「肌色」と「オレンジ色」の決定的な違いと作り分け
肌色はオレンジ色の明度・彩度バリエーション(オレンジ+白+微量の黄土色・ピンク)に位置づけられますが、人物の肌を塗る際にオレンジ色を単に水や白で薄めただけでは、生気のないビニール人形のような質感になってしまいます。生き生きとしたスキントーンを作るには、オレンジ色をベースにしながら「赤みの強いピンク」と「光を透過する白」をレイヤード調色することが不可欠です。