光造形3Dプリンターの真実!失敗の元凶とFdmとの差を徹底解剖
光造形3Dプリンターの真実!失敗の元凶とFdmとの差を徹底解剖の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。
Q1:光造形を始めるにあたり、本体以外に最低限買い揃えなければならない消耗品や機材は何ですか?
A1:本体とレジンに加え、以下のツールが必須です。①IPA(イソプロピルアルコール99%以上、数リットル)、②洗浄・二次硬化用ステーション(または超音波洗浄機と405nm UVライト)、③ニトリル手袋(大量消費用)、④有機溶剤用防毒マスクと保護メガネ、⑤金属製スクレーパー(造形物剥がし用)、⑥プラスチックスクレーパー(フィルム掃除用)、⑦レジン濾過用ストレーナー(ゴミ除去用漏斗)、⑧キムワイプ等の低発塵ペーパーウエス。これら周辺機材の初期費用に2万〜3万円を見込んでおく必要があります。
Q2:水洗いレジンを使用した場合、道具や手袋を洗った水はそのまま台所のシンクに流しても問題ありませんか?
A2:絶対に流してはいけません。水洗いレジンは水に溶け込む親水性基を持っていますが、樹脂成分そのものの毒性や環境負荷は通常レジンと同等です。下水管への投棄は水生生物への毒性被害をもたらすだけでなく、環境法令に抵触する恐れがあります。洗浄した水は透明な容器に溜め、直射日光に数日間当てて完全に硬化・沈殿させた後、フィルターで樹脂残渣を濾過し、固形物は不燃ゴミ等(自治体の指定区分)として処分してください。残った水分も可能な限り蒸発乾固させるのが正しい廃棄手順です。
Q3:秋から冬にかけて、急に出力がビルドプレートから脱落する失敗が増えました。何が原因ですか?
A3:レジンの温度低下による流動性低下と反応速度の遅延が最大の原因です。多くの光硬化レジンは25℃〜30℃で最適な反応性を持つよう調合されています。室温が15℃〜18℃前後まで低下すると、樹脂の粘度が上がり、硬化に要する時間が長くなります。対策として、エアコンで部屋全体を暖めるか、市販の3Dプリンター用庫内小型ヒーターや発泡スチロール製の保温ボックスを活用し、レジン液の温度を常時25℃以上に保ってください。また、スライサー設定でボトム露光時間および各層の露光時間を10〜20%延長することも有効な解決策です。