Nhkで話題のダルメインの庭!湖水地方の名園とマーマレードの秘密

Nhkで話題のダルメインの庭!湖水地方の名園とマーマレードの秘密の概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

ダルメインを語る上で欠かせないもう一つの柱が、名物のホームメイド・マーマレードです。邸宅の地下にある歴史あるキッチンには、17世紀から18世紀にかけて先祖たちが手書きで書き残したレシピ帳が今も大切に保管されています。

2005年、当主夫人であるジェーン・ヘーゼル・マコッシュさんの「伝統的なマーマレード作りの文化を未来へ継承し、地域を活性化させたい」という純粋な思いから「世界マーマレードアワード(The World's Original Marmalade Awards)」が立ち上げられました。当初は地域のささやかな催しとして始まったこの大会は、年を追うごとに世界的な広がりを見せ、現在では世界30カ国以上から3,000本を超える自慢の瓶がエントリーする国際的コンペティションへと成長しています。

日本でも愛媛県八幡浜市で「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」が定期開催されるなど、その精神は海を越えて日本の柑橘農家や手作り愛好家たちへと深く浸透しています。

【ジェーンさんに学ぶ、英国伝統マーマレードの基本レシピとコツ】

ダルメインの伝統的なマーマレードは、主に1月から2月にかけて出回るスペイン産の苦味の強い「セビリアオレンジ(ビターオレンジ)」を用いて作られます。

  • 材料の比率:セビリアオレンジ 約1kgに対し、水 約2リットル、砂糖(グラニュー糖または細粒糖)約2kg、レモン果汁 1個分。
  • 果皮のカットと煮込み:オレンジを丸ごと柔らかくなるまで約2時間じっくり茹で、果肉と種、皮に分けます。皮はお好みの厚さ(ダルメイン流は食感の残るやや太めのカット)に刻みます。
  • ペクチンの抽出:種や内袋には天然の凝固成分(ペクチン)が豊富に含まれているため、ガーゼやモスリン布に包んで鍋に入れ、一緒に煮出して絞り込みます。
  • 火入れと見極め:砂糖を加え、完全に溶けるまで弱火で混ぜた後、強火で一気に沸騰させて煮詰めます。冷やした小皿に少量垂らし、指で押して表面にしわが寄る「ジェリングポイント」を見極めて素早く火を止め、熱湯消毒した清潔な瓶に密閉します。

過度な添加物を一切使わず、果皮のほろ苦さと果汁の酸味、砂糖の甘みが完璧なバランスで調和したダルメインのマーマレードは、スコーンやトーストにはもちろん、ローストポークのソースやチーズの付け合わせとしても絶品です。

佐々木 一輝

佐々木 一輝

ビジネス戦略アナリスト

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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