チョー・ヨンピル「想いで迷子」が今も愛される真相を徹底解説
チョー・ヨンピル「想いで迷子」が今も愛される真相を徹底解説に関する最新のニュースを速報でお届けします。関心のある方は必見です。
チョー・ヨンピルが日本市場で不動の地位を築いた楽曲『想いで迷子』は、1986年9月にシングルとして世に送り出されました。1982年に日本中を席巻した『釜山港へ帰れ』の情熱的な哀歓とは一線を画し、都会の夜の孤独と戻らない愛を切々と歌い上げた都会派歌謡・ニューアダルトミュージックの最高峰です。
本作のクオリティを決定づけたのは、昭和歌謡史に数々の金字塔を打ち立てた作家陣の存在でした。
- 作詞:荒木とよひさ(テレサ・テン『つぐない』『愛人』『時の流れに身をまかせ』などを手掛けたヒットメーカー)
- 作曲:三木たかし(日本レコード大賞をはじめ数々の音楽賞を受賞した稀代のメロディメーカー)
- 編曲:川口真(洗練されたポップスセンスで歌謡界を牽引した名アレンジャー)
当時、テレサ・テンとのタッグでアジア発の歌謡曲ブームを巻き起こしていた荒木・三木コンビは、チョー・ヨンピルの持つ強靭な声量と、裏腹にある繊細な哀愁(韓国特有の美意識である「恨(ハン)」の昇華)を極限まで引き出す楽曲設計を行いました。その結果、発売翌年の1987年にかけて有線放送やオリコンチャートを急上昇し、第29回日本レコード大賞「金賞」を受賞。第18回日本歌謡大賞放送音楽賞など主要な賞を総なめにし、日本歌謡史における外国人アーティストの金字塔となりました。