渋谷の舞台『眠れる森の美女』徹底解説!座席の評判と当日券情報

渋谷の舞台『眠れる森の美女』徹底解説!座席の評判と当日券情報の全体像を詳しく解説してご紹介します。

渋谷で上演される『眠れる森の美女』には、大きく分けて「王道クラシックの超絶技巧」と「現代的解釈によるドラマツルギー」という対極のアプローチが存在します。同じチャイコフスキーのスコアを用いながらも、舞台上で展開される物語は全く異なる様相を呈します。

熊川哲也氏が芸術監督を務めるKバレエ トウキョウの『眠れる森の美女』は、マリウス・プティパの古典美を忠実に継承しつつ、圧倒的なスピード感と豪華絢爛な舞台美術で観客を圧倒します。オーロラ姫が4人の求婚者からバラを受け取る難関技巧「ローズ・アダージオ」や、リラの精と悪の精カラボスの善悪の対比、第3幕のきらびやかなグラン・パ・ド・ドゥが見どころです。主役キャストには国内外で実績を積んだトップダンサーが名を連ね、完璧な肉体表現の極致を堪能できます。

対して、オリヴィエ賞をはじめ国際的演劇賞を総なめにしてきたマシュー・ボーンの『眠れる森の美女』は、おとぎ話を妖艶な「ゴシック・ロマンス」へと再構築した傑作です。時代背景は1890年のヴィクトリア朝末期から1911年のエドワード朝、そして100年後の現代へと移り変わります。オーロラ姫と恋に落ちる森の番人レオ、リラの精に相当する妖精の王ライラック、そしてカラボスの息子カラドックが織りなすヴァンパイア伝説が融合したダークな愛の劇は、ダンスファンのみならず一般の演劇ファンからも絶大な口コミ評価を集めています。

項目Kバレエ トウキョウ版マシュー・ボーン版(MB)編集部の見解・評価上演会場(主な拠点)Bunkamura オーチャードホール東急シアターオーブ古典の音響重視ならオーチャード、舞台装置の転換美ならオーブが適任。演出スタイル正統派クラシックバレエ(プティパ原振付の昇華)ゴシック・ダンスミュージカル(演劇的身体表現)技巧の華やかさを観るか、濃密なストーリーサスペンスを観るかで選択が分かれる。主要キャスト・配役オーロラ姫、デジレ王子、リラの精、カラボスオーロラ、森の番人レオ、ライラック伯爵、カラドックMB版のカラドック役の怪演は舞台ファンの間で語り草になるほど鮮烈。チケット相場(S席/A席)S席 15,000円〜18,000円 / A席 11,000円前後S席 14,500円〜17,500円 / A席 10,500円前後渋谷の大規模公演としては標準的。U-25やB席は即完売の傾向。上演時間約2時間45分(休憩含む)約2時間30分(休憩含む)テンポ感が速く、観客の没入度が高いのはMB版。
橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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