事業所とは?会社や支社との違いと履歴書・社会保険の手続き全解説
事業所とは?会社や支社との違いと履歴書・社会保険の手続き全解説の疑問点について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。
総務省の日本標準産業分類において、事業所は「経済活動が単一の経営主体のもとにおいて一定の場所を占めて、かつ人・設備を有して継続的に行われる場所」と定められています。簡単に言えば、実際に人が働いて売上やサービスを生み出している物理的な拠点そのものを意味します。
ここで多くの方が混同しやすいのが「会社」との違いです。会社とは法律上の権利義務の主体となる「法人そのもの」を指します。1つの会社の中に、本社・工場・営業所といった複数の「事業所」がぶら下がっている構造をイメージすると分かりやすいでしょう。
また、日常業務で使われる各呼称にも明確な使い分けが存在します。それぞれの位置付けを整理したものが以下の比較です。
・会社:法人格を持つ組織全体(例:株式会社〇〇)
・事業所:経済活動が行われる個々の物理的拠点(本社、支店、工場、研究所などの総称)
・支社・支店:本社から一定の権限移譲を受け、契約締結などの包括的業務を行う拠点
・営業所:販売活動や顧客対応に特化した拠点(契約権限は本社や支店に依存することが多い)
・店舗:一般消費者に対して直接商品やサービスを対面提供する販売拠点
事業所とはこれら「支社」「営業所」「店舗」「工場」などを包括する上位概念です。社内呼称としてどの名称を使っていても、実態として業務が継続して行われている場所であれば、公的にはすべて事業所に該当します。