気づいたら寝てるのは気絶?急な睡魔に潜む病気の正体と改善策
気づいたら寝てるのは気絶?急な睡魔に潜む病気の正体と改善策の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
セルフケアで十分な休養をとっても急激な眠気が改善しない場合、明確な基礎疾患が関与している可能性を疑う必要があります。「気づいたら寝ている」という症状の裏に隠れやすい代表的な4疾患を解説します。
1. 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
就寝中に気道が塞がり、呼吸が何度も停止する疾患です。睡眠時無呼吸症候群の兆候としては、激しいいびき、夜間頻尿、起床時の口の渇きや頭痛、そして十分な時間寝ているはずなのに日中に激しい睡魔が襲う点が挙げられます。無呼吸のたびに脳が微小覚醒を起こすため深い睡眠が一切取れず、日中は極度の睡眠不足状態に陥ります。
2. ナルコレプシーおよび特発性過眠症
脳内の覚醒維持ペプチド「オレキシン」が不足することで生じる中枢性過眠症です。ナルコレプシーの診断においては、会話中や歩行中など通常ではあり得ない場面で生じる突発的睡眠、大笑いした時などに身体の力が抜ける情動脱力発作(カタプレキシー)、入眠時の金縛りや幻覚などが重要な判断基準となります。
3. 糖尿病予備群・反応性低血糖症
インスリン分泌の遅延や過剰によって食後に低血糖を起こす病態です。健康診断の空腹時血糖値が正常であっても、食後血糖値だけが乱高下する「隠れ糖尿病」のケースが多く、食後の意識混濁に近い眠気として発現します。
4. 甲状腺機能低下症・重度貧血・精神疾患
甲状腺ホルモンの分泌低下や深刻な鉄欠乏性貧血は、全身の代謝と脳への酸素供給を著しく低下させます。また、非定型うつ病などでは過眠が主症状として現れることがあり、本人が気づかないうちに気づいたら寝てる病気として進行しているケースも少なくありません。