熊谷の名勝「星溪園」無料開放の秘密と歴史・紅葉の全貌

熊谷の名勝「星溪園」無料開放の秘密と歴史・紅葉の全貌の総合ガイドをお届けします。役立つ情報が満載です。

熊谷市街地の一角に位置する「星溪園(せいけいえん)」の起源は、慶応年間(1865〜1868年)から明治初年にかけての激動期に遡ります。築造したのは、熊谷宿の本陣を務め、初代熊谷町長として近代熊谷の基盤を築いた郷土の偉人・竹井澹如(たけい・たんじょ)です。

かつてこの地には「玉の池」と呼ばれる清らかな湧水池があり、荒川の伏流水がこんこんと湧き出て熊谷市内を流れる「星川」の主源流となっていました。澹如はこの名水の湧出地を愛で、私財を投じて名石や銘木を全国から集め、優雅な回遊式庭園を造成しました。明治初期、当時の太政大臣であった三条実美(さんじょう・さねとみ)がこの地を訪れた際、景勝に深く感銘を受けて「星溪」と命名し、澹如に扁額を贈ったことが現在の園名の由来となっています。

昭和25年(1950年)に竹井家から熊谷市へ譲渡され、昭和29年(1954年)には熊谷市指定名勝に指定されました。平成初期の大規模な復元整備を経て、往時の風情を色濃く残す都市型日本庭園として現在も保存・継承されています。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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