視覚支援で変わる時間理解!特別支援教育の時計プリント最新活用術
今注目を集めている 視覚支援で変わる時間理解!特別支援教育の時計プリント最新活用術について、多角的な視点をご紹介しています。
時間という目に見えない概念を捉える作業は、多くの子どもにとって最初の大きな壁となる。とりわけ、言葉による指示よりも目から入る情報の処理を得意とする視覚優位の児童や、ASD(自閉スペクトラム症)のある子どもにとって、長針と短針が複雑に交錯する一般的なアナログ時計は混乱の原因になりやすい。
児童精神医学の第一人者である杉山登志郎医師らの知見でも指摘されているように、発達上の特性を持つ子どもに対しては「捉えやすさ」を最優先した環境調整が欠かせない。盤面を色分けして「過ぎた時間」と「これからの時間」を直感的に見せる色塗りの工夫や、分数を5分刻みの大きな数字で強調した特別仕様のプリントが、パニックを防ぎ自発的な行動を促すトリガーとして機能している。