被告と被告人の決定的な違いとは?民事・刑事と報道ルールの真相

被告と被告人の決定的な違いとは?民事・刑事と報道ルールの真相の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

法律実務において、被告と被告人の違いは「民事裁判」と「刑事裁判」のどちらの手続きであるかによって完全に区分されています。根拠となる法律も、民事訴訟法と刑事訴訟法という別々の体系に基づいています。

まず民事裁判における「被告」とは、私人間の金銭トラブルや損害賠償請求、離婚問題などを解決する手続きにおいて、訴えを起こした側(原告)の相手方を指します。民事訴訟法上、訴状を提出した側が原告と被告の「原告」であり、訴えられた側が「被告」です。ここには警察や検察といった国家の捜査機関は関与せず、あくまで私人同士の対等な争いとなります。

対して刑事裁判における「被告人」は、殺人や詐欺などの犯罪を犯した疑いにより、検察官によって刑事訴訟法第247条に基づき公訴を提起(起訴)された人物を指します。国家権力が罪を暴き刑罰を科す場であるため、法律上は必ず「被告人」と呼称しなければならず、刑事法廷で裁判官や弁護人が単に「被告」と呼ぶことは原則としてありません。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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