進撃の巨人の壁の正体とは?初代レイス王の思惑と地鳴らしの全貌
進撃の巨人の壁の正体とは?初代レイス王の思惑と地鳴らしの全貌の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。
この異様な防壁を作り出した張本人は、第145代エルディア王であり、パラディ島へ遷都して初代レイス王となったカール・フリッツです。エルディア帝国が巨人の力を用いて他民族を虐殺・支配し続けた1700年以上の歴史に対し、耐え難い罪悪感を抱いた彼は、内紛である「巨人大戦」を契機に王家の力を放棄する決断を下しました。
カール・フリッツは、始祖の巨人の力を用いて一部のエルディア人を引き連れて絶海の孤島・パラディ島へと移住。そこで幾千万もの無垢の超大型巨人を生み出し、硬質化させて三重の壁を構築させました。これが、世界中で長らく語り継がれた「壁の誕生」の真相です。
王が壁を築いた真の理由は、決して島民の永遠の繁栄のためではありませんでした。彼は自ら定めた「不戦の契り」によって始祖の巨人の軍事行使を封印し、「いつか世界がエルディア人を滅亡させに来るその日まで、壁の中で束の間の平和を享受する」という、極めて退廃的かつ自己犠牲的な逃避を選んだのです。
外部に対しては「手出しをすれば壁の中の幾千万の巨人が地を平らに踏み鳴らす」と警告しつつ、本心では世界からの報復を甘んじて受け入れる覚悟を決めていました。王家直属の記憶改竄能力によって壁内人類の記憶を消し去り、偽りの歴史を刷り込むことで、檻の中の平穏が維持されていたのです。