タクシーの燃料はなぜLpガス?ガソリンと違う決定的な理由とコストの真相
タクシーの燃料はなぜLpガス?ガソリンと違う決定的な理由とコストの真相の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
街で見かけるすべてのタクシーがLPガス車というわけではありません。特に「個人タクシー」においては、燃料の選択事情が法人タクシーとは大きく異なります。
個人タクシーでは、トヨタ「クラウン」「カムリ」「アルファード」や日産「ノート オーラ」など、一般的なガソリンハイブリッド車(HV)が多数導入されています。個人事業主である彼らがガソリン車を選ぶ背景には、以下の現実的な理由が存在します。
- 車両選択の自由度:市販されている一般乗用車の多くはガソリンHVであり、乗り心地や高級感を重視して高級セダンやミニバンを選びやすい。
- 給油インフラの利便性:オートガススタンドは夜間・休日に休業する店舗も多いが、ガソリンスタンドなら24時間365日、全国どこでもセルフ給油が可能。
- タンクの法定耐用年数:LPG車の耐圧燃料タンクには6年ごとの容器再検査(または容器交換)が義務付けられており、これにかかる数十万円単位の維持コストを回避したい。
法人タクシーが「圧倒的な台数による一括燃料仕入れと徹底したコスト削減」を最優先するのに対し、1台単位で柔軟に稼働する個人タクシーは「インフラの柔軟性と車種の快適性」を重視してガソリンHVを選ぶケースが増えています。