岐阜弁一覧|他県に通じない方言の意味や美濃・飛騨の違いを徹底解説
岐阜弁一覧|他県に通じない方言の意味や美濃・飛騨の違いを徹底解説の注目されている理由をコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。
岐阜県内の家庭や職場、学校で日常的に交わされる主要な岐阜弁を、カテゴリー別に体系化しました。他県ではまったく通じないユニークな単語から、意味の取り違えが起きやすい動詞までを整理しています。
1. 動作・行動に関する岐阜弁
日常生活の動作には、古語や関西・中部の語彙が独自に発展した表現が多く見られます。
- 鍵をかう(美濃・飛騨):「鍵をかける、施錠する」の意味。「鍵を閉める」ことを「かう」と表現します。(例文:「出かけるで、玄関の鍵ちゃんとかっといてよ」)
- お金をこわす(美濃・飛騨):「お札を小銭に両替する、崩す」の意味。「こわす」と聞くと破損を想起させますが、岐阜では純粋な両替を指します。(例文:「一万円札しかないで、千円札にこわしてくれる?」)
- あめる(美濃・飛騨):「(食べ物が)傷む、腐りかける」の意味。夏場の食品管理で頻出します。(例文:「このカレー、ちょっとあんどる(あめとる)かもしれん」)
- ご無礼します(美濃):「失礼します、お先に失礼します」の意味。退室時や先に帰宅する際の挨拶として公式な場でも使われます。(例文:「お先にこれにてご無礼します」)
- まわしする(美濃・飛騨):「準備する、手配する、支度をする」の意味。(例文:「もう出かける時間やで、早くまわししやぁ」)
- とごる(美濃):「(液体の中の沈殿物が)底にたまる」の意味。(例文:「タレが底にとごっとるで、よく振ってから使って」)
2. 状態・感情・性質を表す岐阜弁
物事の様子や人の性格を表す言葉には、岐阜独特の鋭い観察眼が反映されています。
- おそろしい(美濃):「ものすごい、桁外れな」という意味の強調表現。恐怖の「恐ろしい」だけでなく、程度が激しい様を指します。(例文:「今日のお祭りは、おそろしい人出やったわ」)
- B知・びち(美濃):「最下位、ビリ、ドベ」を指す表現。主に学校のテストやスポーツの順位で使われます。(例文:「今回のマラソン大会、練習せんかったでB知やったわ」)
- ひづるい(飛騨・東濃):「まぶしい」の意味。日差しや強い光に目を細める際に使われます。(例文:「西日がひづるくて前が見えん」)
- こわい(飛騨):「(食べ物が)硬い」の意味。米の炊き加減や麺の茹で加減に対して用いられます。(例文:「このご飯、ちょっと水が少なくてこわいな」)
- しゃんとする(美濃・飛騨):「しっかりする、きちんとする」の意味。(例文:「いつまでもダラダラせんと、しゃんとしなさい!」)