猫が食べられるもの一覧と危険な食材境界線|プロが明かす誤食防止策
猫が食べられるもの一覧と危険な食材境界線|プロが明かす誤食防止策の見逃せないポイントをわかりやすく整理しました。
Q1:猫が牛乳を飲むと下痢をするのは本当ですか?人間用の低脂肪乳なら大丈夫ですか?
A1:本当です。成猫の多くは牛乳に含まれる乳糖を分解する消化酵素「ラクターゼ」を十分に持っておらず、「乳糖不耐症」によって急性下痢や消化不良を起こします。低脂肪乳であっても乳糖は残留しているため与えてはなりません。与える場合は、必ず乳糖をあらかじめ分解・除去した「猫用ミルク」を選択してください。
Q2:かつお節や煮干しは「猫の大好物」として有名ですが、毎日トッピングしても平気ですか?
A2:毎日の給餌は極めて危険です。かつお節や人間用の煮干しには「マグネシウム」や「リン」といったミネラルが極めて高濃度に含まれています。これらを日常的に過剰摂取すると、尿道に砂や石が詰まる「尿路結石症(ストラバイト結石等)」を誘発し、特に尿道が細く長いオス猫では尿毒症による急性死を招く主因となります。与えるなら「減塩・猫専用かつお節」を指先でひとつまみ程度に留めてください。
Q3:少量の長ネギを舐めてしまった直後ですが、全く元気です。このまま様子を見てもいいですか?
A3:様子を見て放置してはいけません。ネギ属中毒(ハインツ小体性貧血)は、摂取直後ではなく赤血球の破壊が進行する24時間〜数日後に重篤な症状となって現れます。「今元気だから」と油断している間に体内で溶血が進行し、気づいたときには輸血が必要なレベルの貧血に陥っているケースが多々あります。直ちに摂取時刻と推定摂取量をメモし、かかりつけの動物病院へ指示を仰いでください。