平成の「政界の軍師」梶山静六 菅義偉元首相が師と仰いだ真の実像
平成の「政界の軍師」梶山静六 菅義偉元首相が師と仰いだ真の実像の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。
橋本龍太郎内閣で内閣官房長官を務めた際、梶山はその本領を十二分に発揮した。沖縄の米軍基地問題や危機的な事態への対応において、政府の司令塔である内閣官房の機能を飛躍的に強化した。
官僚任せの政治を排し、官邸主導の意思決定ラインを構築しようとした彼の取り組みは、現在の内閣官房のあり方の礎となっている。自由民主党の改革においても、派閥の弊害を認識しながら、いかにして党の団結と統治能力を保つかに心血を注いだ。単なる策士ではなく、統治の仕組みそのものを組み替える「構造の設計者」でもあったのだ。