毎月風邪をひく大人は重病のサイン?原因と受診すべき診療科を徹底解剖

毎月風邪をひく大人は重病のサイン?原因と受診すべき診療科を徹底解剖の重要なポイントについて、専門知識を取りまとめてご紹介します。

Q1:保育園に通う子どもから毎月風邪をもらってしまいます。親の免疫機能に問題があるのでしょうか?
A1:子どもが集団生活で持ち帰る病原体は多種多様でウイルス量も多いため、親が感染すること自体は珍しくありません。しかし、親側が寝込む期間が1週間を超えて長引いたり、高熱を毎回ぶり返したりする場合は、看病疲れや睡眠不足による「獲得免疫の機能不全」が疑われます。家庭内でもタオルを分ける、看病時の不織布マスク着用、就寝時の別室化など、物理的遮断を徹底してください。

Q2:体力をつけるために、風邪の治りかけにサウナや筋トレをするのは有効ですか?
A2:逆効果です。病原体と戦った直後の体内組織は酸化ストレスと筋破壊で疲弊しており、急激な温湿度変化や筋力トレーニングは交感神経を極度に刺激して免疫グロブリンの産生を激減させます。完全に症状が消失してから最低でも1週間は、軽いウォーキングや入浴(40度前後で15分程度)にとどめるのが鉄則です。

Q3:一般内科の血液検査だけで、重大な病気かどうかは分かりますか?
A3:一般的な血液検査(血算・CRP・生化学)だけで確定診断に至らない病態もあります。しかし、白血球の異常値、重度の貧血、肝腎機能の数値、炎症反応の持続有無は1回の採血で客観的に把握できます。これらに明らかな異常値がなければ造血器疾患の可能性を大きく下げることができ、次のステップとして耳鼻科での上咽頭スコープ検査や膠原病抗体検査へスムーズに移行できます。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest