鹿沼土と赤玉土の違いとは?酸度と排水性で見極めるプロの使い分け術

鹿沼土と赤玉土の違いとは?酸度と排水性で見極めるプロの使い分け術に関する基本知識をわかりやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

多くの植物栽培者が頭を悩ませるのが、大流行しているアガベ、エケベリア、ハオルチアといった多肉植物や、フィカス、モンステラなどの観葉植物における土選びです。鹿沼土 赤玉土 使い分け 理由を正確に把握することで、管理の手間を激減させ、根腐れを未然に防ぐことができます。

まず、多肉植物 鹿沼土 赤玉土 どっちを選ぶべきかという命題に対しては、栽培環境と管理スタイルによって明確な最適解が存在します。

多肉植物の多くは原産地が過酷な乾燥地帯であり、停滞水を極度に嫌います。そのため、室内や風通しの悪いベランダで育てる場合、あるいは水やり過多で根腐れさせやすい初心者には「硬質鹿沼土(細粒〜小粒)」を主軸にした用土が強く推奨されます。鹿沼土は乾きが非常に早く、粒の内部に空気を含むため、根腐れリスクを極小化できるからです。また、多肉植物の多くは弱酸性から中性を好むものの、pH5.0前後の酸性土壌に対しても幅広い適応性を持っています。

一方、屋外の直射日光下で風通しが十分に確保でき、株を大きくがっしりと太らせたい場合には、保肥力のある「赤玉土」が威力を発揮します。多くの生産者は「硬質赤玉土小粒4:硬質鹿沼土小粒4:軽石またはくん炭2」というように、双方の長所を活かしたブレンドを採用しています。

次に、室内緑化の主役である観葉植物 おすすめ 基本用土 配合比率の基準を示します。観葉植物は熱帯雨林などの林床を原産とするものが多く、ある程度の保水性と有機質、そして水はけの良さをバランス良く求めます。

  • 室内観葉植物の王道配合比率(清潔重視):
    硬質赤玉土(小粒)5 : 硬質鹿沼土(小粒)3 : 腐葉土またはピートモス 2
  • コバエ・カビ完全防止の無機質配合比率:
    硬質赤玉土(小粒)4 : 硬質鹿沼土(小粒)4 : 軽石・パーライト 2(元肥にマグァンプKなどの緩効性化成肥料を適量混和)

鹿沼土を2〜3割混ぜることで、赤玉土単体よりも鉢内の余剰水分が素早く抜け、根の呼吸が活性化されます。配合比率をコントロールすることが、徒長(茎がひょろひょろと伸びること)を防ぐ要です。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest