英語の「主張する」でClaimは失礼?ネイティブの使い分け真相
英語の「主張する」でClaimは失礼?ネイティブの使い分け真相について見逃せない 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
日本人が最も陥りやすい落とし穴が、会議の議事録や業務報告で「The client claimed that...(クライアントは〜と主張した)」と書いてしまうパターンです。日本語の「主張する」には中立的な響きがありますが、英語のclaimには「客観的な証拠がまだ提示されていない」「本人はそう言っているが、真偽のほどは怪しい」という含みが色濃く残ります。
ニューヨークやロンドンの法務・広報担当者が「allegation(疑惑)」に近いトーンでニュース原稿を扱う際にも、頻繁に「claim」が使われます。仮に同僚や取引先の発言を指して「He claims...」と記録すれば、ネイティブの読み手には「彼は勝手にそう言い張っている(我々は信じていないが)」と受領され、人間関係に亀裂を入れかねません。
自分自身の行動を述べる場合も同様です。「I claimed that our solution is the best」と発言すると、「根拠もなしに自己アピールだけを声高に叫んだ」かのような傲慢な印象を与えてしまいます。これがclaimが失礼になる決定的な理由であり、argueとclaimの使い分けの真相でもあります。事実の裏付けと論理的な筋道がある場合は、決してclaimを安易に選んではいけません。