埼玉・坂戸に突如現れる台湾宮殿!五千頭の龍が昇る聖天宮の真実

埼玉・坂戸に突如現れる台湾宮殿!五千頭の龍が昇る聖天宮の真実を徹底追究! 知っておきたい 情報と解説を分かりやすく展開します。

関越自動車道の坂戸ICや鶴ヶ島ICから車を走らせると、緑豊かな畑の向こうに突如として立ち現れる壮麗な門構えに誰もが目を奪われます。ネット上でも「聖天宮が坂戸になぜあるのか」「宗教団体の施設なのか」といった疑問が絶えません。しかし、その聖天宮の建立理由は、一人の台湾人実業家が体験した壮絶な人生のドラマに端を発しています。

その人物こそ、聖天宮の建立者である康國泰(こう こくたい)大法師です。台湾で手広く事業を営んでいた康氏は、40代半ばにして現代医学では不治とされるすい臓の大病を患いました。余命宣告に近い過酷な状況のなか、台湾道教の最高神である「三清道祖(さんせいどうそ)」へ昼夜を分かたず一心不乱に祈りを捧げ続けたところ、奇跡的に病が完治したのです。

一命を取り留めた康氏は、神への深い感謝と「誰でも分け隔てなく神仏の加護を受けられる場所を造りたい」という強い志から、私財を投じて壮大な宮殿を建立することを決意しました。しかし、なぜ母国の台湾ではなく日本の埼玉だったのでしょうか。その答えは、道教独自の神託にありました。神仏に建立の地を伺うおみくじ(神占)を幾度となく立てたところ、示された場所がなんと「日本国・埼玉県の坂戸」という具体的な地名だったのです。

康氏自身、それまで「坂戸」という土地には地縁もゆかりもありませんでした。半信半疑のまま来日して現地を視察したところ、東武東上線の若葉駅が開業するなど交通の結節点として発展しつつあり、周囲に広がる清らかな田園風景に強い霊気と適地性を直感。この運命的な導きによって、1981年に広大な敷地を取得し、坂戸の地に宮殿が築かれることとなりました。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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