度数12%チューハイはなぜ消えた?危険性と自主規制の真相を徹底解説

度数12%チューハイはなぜ消えた?危険性と自主規制の真相を徹底解説について分かりやすく解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

超高アルコール缶の終焉を決定づけたのが、国による明確な規制の指針でした。厚生労働省が策定した厚生労働省の飲酒ガイドラインでは、度数(パーセンテージ)ではなく「純アルコール量(グラム)」に着目した適正飲酒が強く呼びかけられました。

ガイドラインにおいて生活習慣病のリスクを高める飲酒量として示されたのは、1日あたりの純アルコール摂取量で男性40g以上、女性20g以上です。度数12%の500ml缶に含まれる純アルコール量は約48gに達し、たった1缶を飲むだけで成人男性の1日許容量を即座にオーバーしてしまう計算になります。

この科学的根拠に基づくガイドライン発表を機に、高アルコール缶チューハイの経緯は一変しました。サントリーやアサヒビールといった業界のリーディングカンパニーが、企業の社会的責任(CSR)の観点からサントリー・アサヒの撤退理由として度数8%以上の高アルコール缶商品を順次縮小・撤退する方針を明確にしたことで、市場の流れは不可逆なものとなりました。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

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