北海道男児置き去り事件から10年|父親の現在としつけの真相を徹底追跡
北海道男児置き去り事件から10年|父親の現在としつけの真相を徹底追跡にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。
男児の捜索は、警察・消防・海上保安庁、さらには災害派遣要請を受けた陸上自衛隊を含め、延べ900人以上の大規模態勢で実施されました。現場周辺は鬱蒼とした原生林が広がり、夜間の気温は5月下旬でも7度前後まで冷え込む過酷な環境でした。加えて連日の降雨により体温低下や野生動物(ヒグマ)の脅威が極めて懸念される中、行方不明から6日目(約138時間後)の6月3日朝、奇跡の一報が入ります。
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男児が発見されたのは、置き去り現場から直線距離で約4キロ、山道を歩行した場合で約10〜15キロも離れた陸上自衛隊駒ヶ岳演習場内の宿営施設(廠舎=しょうしゃ)でした。訓練のために同施設を訪れた自衛隊員が、扉を開けたところ、薄手の長袖シャツ姿で丸くなっていた男児を発見。「お腹が空いた」と話したため、隊員が持っていたおにぎりと水を与え、即座に保護されました。
男児は置き去りにされた当日、山中を彷徨い歩くうちに演習場に迷い込み、鍵の開いていた廠舎に入り込みました。そこにあった2枚のマットレスの間に体を挟んで寒さをしのぎ、屋外の水道設備から水を飲んで飢えを凌いでいたと証言。脱水症状と軽い擦り傷、軽度の低体温症が見られたものの、命に別状はなかったこのサバイバル能力は、国内外の専門家を大いに驚愕させました。