コウイカの骨の正体とは?驚きの浮力構造と知られざる活用法を解説
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東洋医学の領域において、コウイカの甲は何百年も前から「海螵蛸(かいひょうしょう)」という生薬名で重用されてきました。日本薬局方にも収載されている伝統的な天然薬です。
海螵蛸の主要成分である炭酸カルシウムは、胃酸過多をすばやく中和する強力な制酸作用を発揮します。そのため、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃炎に伴う胸やけや胃痛を抑える漢方処方に配合されてきました。
加えて、微細な粉末状にした海螵蛸には収斂(しゅうれん)作用があり、傷口からの出血を素早く抑える止血作用も知られています。海からの天然素材が、内服・外用の両面で優れた治癒力を支えてきた歴史があります。