世界一まずい?リコリス菓子の真相とサルミアッキの違いを徹底解剖
世界一まずい?リコリス菓子の真相とサルミアッキの違いを徹底解剖について見逃せない 理由を分かりやすく解説いたします。
インターネット上で囁かれる「リコリス菓子は体に悪い」「食べ過ぎると命に関わる」という噂は、決して都市伝説ではなく、明確な薬理学的根拠に基づいています。その鍵を握るのが、甘草の主成分であるグリチルリチン酸です。
グリチルリチン酸には優れた抗炎症作用・去痰作用・抗ウイルス作用があり、古くから喉のケアや胃腸粘膜の保護に用いられてきました。しかし、過剰に体内へ取り込まれると、腎臓においてコルチゾールをコルチゾンへと不活性化する酵素(11β-HSD2)の働きを阻害します。その結果、過剰なコルチゾールがミネラルコルチコイド受容体を刺激し、体内にナトリウムと水が貯留してカリウムが体外へ排出される「偽アルドステロン症(偽性アルドステロン症)」を発症するリスクが生じます。
偽アルドステロン症が進行すると、以下のような臨床症状が現れます:
- 血圧の急激な上昇(高血圧)
- 低カリウム血症に伴う筋力低下や手足のしびれ、痙攣
- 全身の激しい浮腫(むくみ)や倦怠感
- 重篤な場合の不整脈や心不全
欧州食品安全機関(EFSA)や各国の保健機関の公表データによると、健康な成人におけるグリチルリチン酸の安全な摂取上限目安は1日あたり約100mgとされています。一般的なリコリス菓子であれば、1日に2〜3個程度を嗜む分には全く問題ありませんが、毎日1袋(100g〜200g以上)を長期間にわたって過剰連用することは明白な健康リスクを伴います。特に高血圧症の治療を受けている方や腎機能に懸念のある方、妊婦の方は摂取を控えるか、医師に相談することが強く推奨されます。