うつ病入院体験談|閉鎖・開放病棟の実態と費用・回復までの全記録
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精神科におけるうつ病の平均入院期間は、病状の重さにもよりますがおよそ2〜3ヶ月程度がひとつの目安とされています。急性期の危機を脱するのに1ヶ月、薬の調整と生活リズムの再構築に1ヶ月、退院後の生活環境調整に1ヶ月という内訳です。
退院の決め手となったのは、「朝起きたときに鉛のような倦怠感が消えていたこと」と「退院後の日常や仕事に対して、恐怖ではなく現実的な対処プランを考えられるようになったこと」でした。医師や精神保健福祉士(PSW)と相談しながら、段階的に外泊訓練(自宅で1泊〜2泊過ごして病院へ戻るテスト)を重ね、日常生活の刺激に対する耐性を確認したうえで正式な退院が決まりました。
退院はゴールではなく、寛解を維持しながら社会復帰へ向かうリスタート地点です。焦ってフルタイム復帰を目指すのではなく、リワークプログラムの利用や短時間勤務からのスモールステップを意識することで、再発を防ぎながら安定した生活を取り戻す道筋が確立されます。