サウナ死亡事故はなぜ起きる?「ととのう」裏の危険と命を守る新常識

サウナ死亡事故はなぜ起きる?「ととのう」裏の危険と命を守る新常識とはどんな影響があるのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

過去に発生したサウナ死亡事故の調査において、突出して高い割合を占めているのが「飲酒後のサウナ利用」です。アルコールには強い利尿作用があり、血管拡張作用も伴うため、すでに身体は脱水と低血圧の傾向にあります。

その状態で高温のサウナ室に入れば、脱水は猛スピードで加速し、血圧は底を打った後に急上昇するなど制御不能な状態に陥ります。さらにアルコールによる中枢神経の麻痺が加わることで、危険を知らせる身体の痛みや熱さに対する感覚が鈍麻し、サウナ室内で昏睡状態(寝落ち)に陥るケースが後を絶ちません。

「汗をかいてアルコールを抜く」という俗説は医学的に完全な誤りであり、実際にはアセトアルデヒドの代謝を遅らせ、命を縮める行為でしかありません。少量であっても飲酒後のサウナ浴は絶対に避けるべきです。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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