車のデイライトなぜ義務化?車検基準と消せない理由・後付けの落とし穴
車のデイライトなぜ義務化?車検基準と消せない理由・後付けの落とし穴とはどんな影響があるのか? 専門的な分析を整理してお届けします。
車のデイライトなぜ義務化?車検基準と消せない理由・後付けの落とし穴とはどのようなものなのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
デイライトを装着・カスタムする上で最も注意しなければならないのが、道路運送車両法が定めるデイタイムランニングライト保安基準です。日本国内の現行法規規程では、デイライトは「昼間走行灯」として登録するか、「その他の灯火類」として扱うかによって、許容される光度や要件が大きく分岐します。
デイライト明るさカンデラ規定において、正式な昼間走行灯として認められる最大光度は1,440カンデラ(cd)以下、下限は400カンデラ以上と定められています。一方で、ポジションランプ連動などで増設される「その他の灯火類」の枠組みでは、上限が300カンデラ以下に厳しく制限されます。この数値を1カンデラでも超過した状態で昼間走行灯の要件(自動消灯機能など)を満たしていない場合、デイライト車検基準において一発で不合格判定を下されることになります。
区分・項目保安基準の詳細規定(数値データ)一般的な基準・作動条件編集部の見解・合否ポイント昼間走行灯(DRL正式規格)・光度:400cd以上 1,440cd以下
・地上高:250mm以上 1,500mm以下
・左右間隔:600mm以上エンジン始動で常時点灯。ヘッドライト点灯時に自動消灯または減光連動が必須。発光色は「白色」のみ。青色や赤色は即車検落ち。減光制御ユニットの動作確認が必須。その他の灯火類(簡易デイライト)・光度:300cd以下
・個数制限なし(交通の妨げにならないこと)アクセサリー電源等で常重点灯可能。減光義務なし。DIYで社外品を取り付ける際に多用されるが、300cdを超えると即座に保安基準違反となる。車幅灯(ポジションランプ)・光度:300cd以下(夜間の眩惑防止)スモールスイッチまたはオートライト連動で点灯。純正ポジションランプをコーディング等でデイライト化する場合、光度切り替え制御が不可欠。