いつもニコニコしてる人はなぜ怖い?笑顔の裏に潜む本音とストレスの真相

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「いつも笑顔なのに、なぜか近寄りがたい」「どこか不気味だ」。そう感じてしまう最大の理由は、人間が持つ本能的な嘘の察知能力にある。表情分析の第一人者であるポール・エクマン博士の研究によれば、人間は本物の笑顔(デュシェンヌ・スマイル)と作り笑いを、目の周りの眼輪筋の収縮の有無によって無意識に識別している。心からの感情が伴わない笑顔には、わずか数ミリ秒の「微表情」として生じる感情のゆがみが漏れ出る。周囲はこの一瞬の違和感を拾い上げ、本心が見えない恐怖として捉えるのだ。

心理学における防衛機制の観点からも、この現象は説明がつく。自らの不安、恐怖心、あるいは隠された攻撃性を直視できないとき、人間は正反対の態度をとる「反動形成」と呼ばれる防衛機制を働かせることがある。過剰なまでの優しさや途切れない微笑みは、実は傷つくことへの極度の恐れや、内なる拒絶感を隠すためのペルソナ(仮面)として機能しているケースが少なくない。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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