パワポを縦向きA4にする完全ガイド!余白なし印刷と縦横混在の裏ワザ

パワポを縦向きA4にする完全ガイド!余白なし印刷と縦横混在の裏ワザの全体像を詳しく解説してご紹介します。

実務の現場で極めて要望が多いのが、「基本は横向きスライドでプレゼン資料を作りつつ、別紙の財務諸表や縦長アンケート用紙の1枚だけを縦向きで差し込みたい」というケースです。しかし、PowerPointは1つのプレゼンテーションファイル(.pptx)内で縦横のスライドを混在させる機能を備えていません。この制約を突破するため、現場で実用されている3つのアプローチを検証します。

第1の方法は、ハイパーリンク機能を用いた2ファイル連携です。横向き用スライド(ファイルA)と縦向き用スライド(ファイルB)を別々に作成し、切り替えたいスライド上のオブジェクトに「挿入」→「リンク」で相手のファイルを指定します。スライドショー実行中にクリックすれば瞬時に別ファイルが立ち上がり、画面の向きが自動で切り替わります。画面共有を伴うプレゼン本番では最もシームレスな挙動を実現します。

第2の方法は、パワポの縦向き1枚だけ変更したいページを画像化(PNGやJPEG)し、横向きスライドの中央に配置して両脇を補足テキストで埋めるレイアウト手法です。スライドそのものの向きは横のままですが、視覚的に縦長資料を違和感なく提示できます。

第3の方法は、配布資料や電子回覧を目的としたパワーポイントの縦向きPDF変換とファイル結合です。横向きファイルと縦向きファイルをそれぞれ個別にPDF形式で保存し、Adobe Acrobatや各種PDF結合ツールを使って1つのPDFドキュメントにまとめます。閲覧者はスクロールするだけで縦横のスライドを違和感なく閲覧できるため、近年のペーパーレス稟議やデジタル配布では最も推奨される手法です。

山崎 陸

山崎 陸

ガジェット&アプライアンスライター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest