テレビ壁掛けはやめとけ?後悔の理由と失敗しない選び方を徹底検証

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広告やSNSで見かける壁掛けテレビの写真は、コードが一切見当たらない無機質で洗練された姿が一般的です。しかし現場の施工データやリフォーム業者の証言によれば、あの状態を実現するためには緻密な壁内設計が必要であり、安易な発想で挑んだ一般ユーザーの多くが壁掛けテレビ 配線隠し 失敗の憂き目に遭っています。

新築設計時から壁内に専用の空配管を仕込んでいない既存住宅では、電源コードやアンテナ線、HDMIケーブルを隠すために壁面へ露出モール(配線カバー)を貼らざるを得なくなります。白い壁の上に太い樹脂製モールが縦に走り、黒いコードがテレビの下から不恰好に露出した瞬間、思い描いていたスマートな景観は完全に崩壊します。さらに、Nintendo SwitchやPlayStationなどの据え置きゲーム機、ブルーレイレコーダー、外付けHDD、サウンドバーの置き場所を想定しておらず、結局テレビの下にAVラックを置くという本末転倒な事態に陥るケースが後を絶ちません。

さらに深刻な構造上の問題が、壁掛けテレビ 下地補強 なしで施工しようとする無謀なケースです。一般的な日本の住宅の内壁は、厚さ9.5ミリから12.5ミリ程度の石膏ボードで構成されています。石膏ボード自体にはビスを強固に保持する強度がなく、55インチ〜65インチ(本体重量15kg〜25kg前後)の重量物をそのまま固定することは建築構造上不可能です。

専用アンカーを使用して一時的に固定できたように見えても、日々の振動やアーム操作による負荷で徐々に石膏が崩れていきます。最悪の場合、大規模な揺れを伴うテレビ壁掛け 地震 落下リスクが高まり、高価な有機ELディスプレイの破損だけでなく、直下にいる子供やペットへの重大な人的被害を引き起こす危険性を内包しています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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