長編みの円が波打つ・丸まる原因を解明!プロが教える増し目の法則と極意
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長編みの円編みを安定してフラットに保つためには、段ごとの増し目の法則を理解する必要があります。かぎ針編みにおいて、1段ごとに増やすべき目数は編み目の「高さ」によって数学的に決定づけられています。
細編みの場合は1段あたり約6目、中長編みの場合は約8〜9目、そして長編みの場合は「1段につき12目増」が世界的な標準規格とされています。長編みは細編みに比べて縦の高さが約3倍あるため、1段進むごとに外周が一気に拡大します。その広大な円周を過不足なく埋めるための適正値が、まさに12目(手の加減や糸質により11〜14目)という計算になります。
したがって、長編みの円編みにおける最初の目数は「12目スタート」が基本原則となります。輪の中に12目を編み入れたら、2段目はすべての目に2目ずつ編み入れて24目、3段目は「1目編んで次は増し目」を繰り返して36目、4段目は「2目編んで次は増し目」で48目というように、毎段均等に12目ずつ増やす設計を組み立てます。
もし使用する糸が極太であったり、編み手のゲージが極端にきつかったりする場合、標準の12目では丸まる現象が収まらないことがあります。その際は、最初の目数を13〜14目に調整するか、かぎ針の号数を1〜2号上げることで、無理なテンションをかけることなく平坦な編み地を維持できます。