チャイナブルーに宿るカクテル言葉「自分を愛して」の真実とレシピ
チャイナブルーに宿るカクテル言葉「自分を愛して」の真実とレシピの要点を分かりやすくまとめてご紹介します。
海外生まれのような洗練された佇まいを見せるチャイナ・ブルーだが、実は日本で考案され世界へと羽ばたいたジャパニーズ・クラシックのひとつである。1980年代初頭、一般社団法人日本バーテンダー協会 (NBA) の重鎮であり、「ミスター・ハードシェイク」として国際的な名声を誇るトップバーテンダー・上田和男氏らの手によって洗練されたレシピへと昇華した。
高度経済成長期からバブル期へと向かう当時の日本のバー・料飲産業において、柑橘果汁とリキュールを緻密に計算して重ね合わせる日本の職人技は群を抜いていた。上田氏らが追求した繊細な味わいの設計図は、アジアのみならず欧米のバーテンダーたちにも大きなインスピレーションを与え、今なお色褪せないスタンダードとしての地位を確立している。