崩壊した一億総中流の真相|令和の中流年収基準と格差拡大の正体
崩壊した一億総中流の真相|令和の中流年収基準と格差拡大の正体の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。
日本の貧困化を語る上で見逃せないのが、「名目賃金の伸び悩み」と「国民負担率の上昇」というダブルパンチです。長年にわたるデフレ下で企業は内部留保を溜め込み、賃上げを抑制し続けてきました。近年になりインフレが進展したものの、物価上昇ペースに賃金上昇が追いつかない実質賃金の目減りが家計を直撃しています。
さらに深刻なのが、少子高齢化に伴う社会保険料の引き上げです。厚生年金保険料や健康保険料、介護保険料は年々上昇し、消費税の増税も重なった結果、国民負担率は約45〜48%という高水準に達しています。
給与明細上の総支給額が変わらなくても、手取り額が年々減少し続ける「ステルス増税」の状態が長年続いた結果、本来なら生活にゆとりを持てるはずだった層までが可処分所得を削られ、消費を切り詰めざるを得ない事態に追い込まれています。