肘をぶつけると激痛が走る「ファニーボーン」の正体と由来を解説

肘をぶつけると激痛が走る「ファニーボーン」の正体と由来を解説を詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。

「ファニーボーン」という名称には「ボーン(骨)」と付いていますが、衝撃を受けて痛みを引き起こしている主たる原因は骨ではなく「神経」です。

私たちの腕には、首から指先に向かって複数の太い神経が伸びています。そのうちの一つである「尺骨神経(しゃっこつしんけい)」は、肘の内側にある骨の出っ張り(上腕骨内側上顆)の後ろ側にある溝を通っています。この神経の通り道は医学的に「肘部管(ちゅうぶかん)」と呼ばれます。

通常、体内の神経は筋肉や厚い脂肪組織、皮膚によって外部の衝撃から保護されています。ところが、肘の内側のこの部位だけは、尺骨神経が皮膚のすぐ下を通っており、クッションとなる筋肉がほとんど存在しません。そのため、肘を固い場所にぶつけると、骨と固い物体の間で尺骨神経が直接挟み込まれて押しつぶされる形になり、指先まで突き抜けるような電撃痛と痺れが生じるのです。なお、この現象に対する明確な単一の医学的正式名称はなく、一般には「尺骨神経への打撲・機械的圧迫」と説明されます。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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