歯の磨きすぎが招く歯茎下がりと知覚過敏!削れるNg習慣と正しい治し方
歯の磨きすぎが招く歯茎下がりと知覚過敏!削れるNg習慣と正しい治し方に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。
Q1:歯茎が下がって痛いときは、歯磨きを一時的に休止したほうがいいですか?
A1:完全に歯磨きをやめてしまうと、露出した象牙質に虫歯菌が付着して「根面う蝕(根元の虫歯)」を急激に進行させるリスクがあります。磨くのをやめるのではなく、「超極細の超軟毛ブラシ」へ変更し、研磨剤不使用のジェルタイプ歯磨き剤を使って、毛先で撫でるように優しくプラークのみを除去してください。痛みが激しい場合は自己判断せず、速やかに歯科医院でコーティング剤の塗布を受けてください。
Q2:下がってしまった歯茎は、正しい磨き方に変えれば自然と元に戻りますか?
A2:残念ながら、一度失われた歯肉組織やその下にある歯槽骨が自然に元の位置まで盛り上がって回復することは基本的にありません。正しいブラッシングへの改善は「これ以上歯茎を下げないための進行防止」が主たる目的となります。審美的に大きく失われた歯肉を取り戻すには、歯周病専門医や審美歯科による結合組織移植術などの外科処置が必要です。
Q3:電動歯ブラシを使えば、手磨きよりも磨きすぎを防ぐことができますか?
A3:製品の選び方と使い方によります。近年の高性能な音波式・回転式電動歯ブラシには「過圧防止センサー」が搭載されており、押し付けすぎると自動で振動を停止または弱める機能があるため、手の力をコントロールできない人には非常に有効です。ただし、電動歯ブラシを使いながら手磨きのようにゴシゴシ手を動かしたり、研磨剤入りの歯磨き粉を併用すると、通常の何倍ものスピードで歯が削れる恐れがあります。必ず低研磨・無研磨ジェルを使用し、歯面へ軽く当てるだけに留めてください。