ビタミンCの摂りすぎは危険?下痢や尿路結石の真相と正しい摂取基準
ビタミンCの摂りすぎは危険?下痢や尿路結石の真相と正しい摂取基準の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。
健康維持のために本来必要な摂取量はどの程度なのでしょうか。厚生労働省が策定する「日本人の食事摂取基準」では、成人の1日あたりの推奨摂取量は100mgと定められています。これは壊血病などの欠乏症を予防し、体内の抗酸化作用を適切に維持するための十分な量です。
一方で「耐容上限量(健康被害をもたらすリスクがないとされる上限値)」について、日本の基準では明確な数値を設定していません。通常の食品から過剰症が起きる可能性が極めて低いことが理由ですが、サプリメントの普及に伴い、米国医学研究所(IOM)などの国際基準を参考に1日2,000mg(2g)を実質的な安全上限目安とする見解が一般的です。
一般的な食事から1日100mg前後のビタミンCを摂取することは容易ですが、美容サプリや清涼飲料水、エナジードリンクなどを複数併用していると、無意識のうちに2,000mgを軽快に突破してしまう日常的なリスクが存在します。