ししとうとピーマンの決定的な違い!栄養・辛さの真相と活用術

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文部科学省の『日本食品標準成分表(八訂)増補2023年』および農学系研究機関の分析データに基づき、両者の可食部100gあたりの成分値を比較すると、外見からは想像しにくい栄養格差が浮き彫りになります。

比較項目(可食部100gあたり)ししとう(生)青ピーマン(生)編集部の専門的見解エネルギー(カロリー)27 kcal20 kcal水分蒸散度とししとうの種子比率の高さから微増するが、ともに極めて低カロリー。β-カロテン当量530 μg400 μg緑黄色野菜の基準(600μg)に近い数値を誇り、ししとうの方が抗酸化作用で優位。ビタミンC57 mg76 mg肉厚な果肉内に水分を蓄えるピーマンがレモン果汁匹敵の数値を叩き出す。カプサイシン含有量(平常時)0〜微量(通常は検出限界値付近)実質0 mgピーマンは遺伝的に辛味合成が遮断。ししとうは遺伝子を保持しており変異する。下ごしらえの手間(種・ヘタ)ヘタ先を切り、破裂防止の穴を開けるだけ(種ごと食す)ヘタと白いワタ・種を包丁や手で除去するのが一般的時短調理と廃棄率の低さでは、種ごと食べられるししとうが圧倒的に手軽。

数値データを読み解くと、ししとうとピーマンの栄養面での違いは「抗酸化物質の凝縮度」にあります。ししとうは未熟果の状態で収穫されるものの、可食部あたりのビタミンEやβ-カロテンの密度がピーマンよりも高く、油を使った炒め物や揚げ物にすることで脂溶性ビタミンの吸収効率が飛躍的に高まります。

木村 陽翔

木村 陽翔

テックライター兼ウェブディレクター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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