Cwu-36/Pの真価とは?45/Pとの違いからトップガン秘話まで徹底解剖
Cwu-36/Pの真価とは?45/Pとの違いからトップガン秘話まで徹底解剖に関する気になる情報を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
ヴィンテージミリタリー市場でCWU-36/Pを探す際、最大の付加価値となるのが「初期型」と呼ばれるモデルの存在です。
1970年代後半から1980年代初頭にかけて製造された最初期モデル(スペック番号:MIL-J-83382A〜B)には、腕の可動域を広げるために背面にアクションプリーツ(背中のプリーツ構造)が設けられていました。しかし、最新鋭戦闘機のコックピットシートや緊急脱出装置の突起物にプリーツが引っ掛かり、重大な事故を招く恐れがあるとして米軍当局から改修命令が出され、以降のモデル(MIL-J-83382C以降)では背中が一枚布のフラットな仕様へと変更された歴史があります。
この安全上の理由で廃止されたアクションプリーツ仕様こそが、ヴィンテージ市場で「幻のディテール」としてプレミアム価格で取引される要因となっています。
年代判別を行う際は、内ポケットやライニングに縫い付けられたミルスペックタグの契約番号(Contract Number)を確認するのが確実です。
- DLA100-〇〇(1970年代後半〜1993年):「DLA」に続く2桁の数字が会計年度を示します(例:DLA100-80は1980年度契約)。
- SPO100-〇〇(1994年〜2005年):「SPO」に続く2桁が会計年度を表す中期の官給品。
- SPM1C1-〇〇(2006年以降):近年のコントラクトを示す表記。
素材には、デュポン社が開発したアラミド繊維(ノーメックス)が100%使用されています。400度以上の高熱にも耐え、万が一の機内火災時にも溶解して皮膚に張り付くことがない特殊繊維です。光にかざした際に特有の鈍い光沢と独特のシボ感、ドライな手触りを持つのが実物放出品の大きな魅力です。