九州英数学舘はなぜ消えた?予備校閉校の真相と跡地の現在を追う
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インターネット上の掲示板やSNSでは、「予備校がなくなったのだから、九州英数学舘 跡地はどこかのデベロッパーに売却され、分譲タワーマンションになったのではないか」という誤解が散見されます。しかし、現地を訪れると、その認識が誤りであることがすぐに判明します。
九州英数学舘 現在の姿を追うと、福岡市中央区舞鶴1丁目5番30号という創業の地に、今も堂々と学校の建物が存在しています。運営母体である学校法人中村英数学園は解散しておらず、予備校科を閉鎖する8年前の1991年(平成3年)に開設した「九州英数学舘 国際言語学院」を中核として教育事業を継続しています。
さらに2011年には専修学校「九州英数学舘」として大学進学科を開設し、2015年には国際ビジネス学科を設置。日本国内の大学進学や就職を目指すアジアをはじめとした世界各国からの留学生を受け入れています。かつて日本の高校生たちが九大を目指して机に向かっていた同じ敷地で、現在は海の向こうからやってきた若者たちが、日本の難関大学やビジネスの現場を目指して日本語や基礎科目を学んでいるのです。看板に刻まれた「九州英数学舘」の名は消え去るどころか、グローバル時代に即した新たな使命を帯びて受け継がれています。