特攻「回天」の生還から歴史学の重鎮へ|岩井忠熊の生涯と遺した教訓
特攻「回天」の生還から歴史学の重鎮へ|岩井忠熊の生涯と遺した教訓に関する専門家の意見を詳しく解説いたします。
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戦後、研究教育の拠点としたのが立命館大学でした。岩井氏は文学部教授として長年にわたり教鞭を執り、後進の育成に尽力しただけでなく、文学部長や副総長といった要職を歴任して大学運営を支えました。
大学人としての大きな功績の一つが、1992年に開館した「立命館大学国際平和ミュージアム」の設立尽力です。大学付置の平和博物館としては世界初となるこの試みにおいて、日本の戦争被害のみならず、アジア諸国に対する加害の歴史をも直視する展示方針を貫き、学術と平和発信の架け橋を築き上げました。
立命館大学名誉教授となってからも、平和と民主主義を重んじる同大学の学問的良心を体現する存在として、学生や若手研究者から深い尊敬を集め続けました。