結婚式の新郎挨拶で涙を誘う理由とカンペなしでも失敗しない構成術
結婚式の新郎挨拶で涙を誘う理由とカンペなしでも失敗しない構成術に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。
新郎の挨拶において、もっとも神経を使うべきポイントが言葉遣いのマナーです。日本の伝統的な冠婚葬祭では、言霊(ことだま)の思想に基づき、別れや再婚、不吉な出来事を連想させる言葉を避ける慣習があります。無意識に使ってしまいがちな言葉を整理しました。
結婚式新郎挨拶忌み言葉一覧(代表例と言い換え表現)
- 別れ・離別を連想させる言葉:別れる、離れる、切る、終わる、去る、壊れる、破れる、捨てる、裂ける
👉【言い換え例】「お開きにする(終わる)」「整える・新しくする(切る)」 - 不幸・不吉を連想させる言葉:亡くなる、消える、病む、倒れる、枯れる、衰える、滅びる、悲しむ
👉【言い換え例】「ご逝去される」「息災を保つ」 - 再婚・繰り返しを連想させる言葉:再び、再度、繰り返す、戻る、返す
👉【言い換え例】「今一度」「改めて」
結婚式スピーチ重ね言葉NG一覧(日常会話の罠)
日常会話で多用される接続詞や副詞には、結婚を「繰り返す=再婚」と想起させる重ね言葉が数多く潜んでいます。これらは原稿作成時に徹底して推敲する必要があります。
- 重ね重ね(かさねがさね) 👉 「あわせて」「深く」
- 度々(たびたび) 👉 「よく」「以前から」
- 益々(ますます) 👉 「いっそう」「さらに」
- くれぐれも 👉 「どうぞ」「何とぞ」
- しばしば 👉 「折に触れて」
- いろいろ 👉 「多くの」「様々に」
ただし、現場の司会者の見解としては、万が一本番でこれらの単語を口にしてしまったとしても、「あ、間違えました」と動揺して言い直すほうが場の空気を冷やすと指摘されています。過度に恐れず、全体のトーンとして前向きな敬意が伝わっていれば、失言を責めるゲストはいません。